エゴセントリック看護データの収集と構造化に着手
株式会社peacefulは、2026年9月より、看護師の一人称視点(エゴセントリック)動画データの収集と構造化を開始しました。看護師資格を持つ自社メンバーが模擬環境で看護ケアを実演し、その視点映像を記録・蓄積するものです。
物理世界で認識・判断・行動するAI「フィジカルAI」の進展に伴い、人がどのように観て、判断し、動いたかを記録した学習データの重要性が高まっています。一方、看護の領域では、プライバシー保護の観点から実際の現場映像を収集することが難しく、質の高い学習データが世界的に不足しています。
本取り組みでは、実際の患者を撮影するのではなく、自社の看護師による模擬環境での実演という方法を採ることで、この課題に対応します。収集した動画は、動作の記録にとどまらず、看護師が何を観察し、どのように判断したかまでを本人が言語化し、構造化データとして整備します。
本取り組みは、ウェアラブルデバイスによる看護師向けAIエージェントシステム「NURVIS」の開発と並行して進めるものです。peacefulは、日本の看護実践に蓄積された暗黙知を、AIが学習できるデータとして残し、次の時代の医療基盤づくりにつなげてまいります。